経理の効率を上げるためのポイントを5つご紹介します。
経理工程の中に「手書き」が含まれている場合、以下のような問題点があります。
また、エクセルの出納帳を再度会計ソフトへ入力する、自社で作成した請求書を見ながら会計ソフトへ仕訳を入力するなどは同じ情報を2回処理していることになり、これも経理の効率を悪くします。
最近では、会計ソフトが様々な情報と連携できるようになりました。
(例)
ネットバンクの入出金情報を会計ソフトに取り込み
エクセルの出納帳を会計ソフトに一括インポート
作成した請求書データから掛売上の仕訳を自動作成
従業員の経費精算を会計ソフトの仕訳と給与計算の両方に反映
手書きや手入力が長年の習慣となっている場合には、一度見直してみましょう。
中小企業の経理では、会計ソフトに入力する仕訳のうち毎月繰り返し発生するものが大半を占めます。このように繰り返し発生するルーティンの処理は、会計ソフトの自動仕訳機能や仕訳辞書機能を有効に活用することで、かなり効率化できます。
領収書やレシートをスキャンしてアップロードすると、翌日には仕訳データ化してくれるサービスもあります。仕訳データはそのまま会計ソフトに取り込めるため、転記する必要もありません。
最近では、納品されるデータの精度が向上しており、正確性を担保しながら業務を効率化することができます。
クラウド会計を使えば、使用するデバイスを問わないため、電車移動中にスマホで経理することも可能です。すき間時間を使ってまめに処理すると、一度に処理する分量が減り、精度の向上にもつながります。
会計ソフトも進化しており、さまざまな機能が追加されています。その結果、細かく丁寧に処理すれば多様な分析を行うことも可能です。
ただし、細かく処理することがハードルとなり、処理が進まないのであれば本末転倒になってしまいます。特に、経理に苦手意識を感じている方の場合は、最初は欲張らず必要最小限の処理にとどめておくこともスムーズに経理をするコツです。
弊社の「経理アシスト」プランでは、自社の経理を自分で行うことを前提に、正確で効率的な経理体制をお客様と一緒に構築していきます。適切なスケジュール管理と手厚いサポートがありますので、ぜひ一度ご相談ください。